犬のブラッシング頻度は毎日必要?トリマーが解説

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犬のブラッシング頻度について、

「毎日した方がいいの?」
「短毛犬でも必要?」

と悩む飼い主さんは少なくありません。

ブラッシングは見た目を整えるだけでなく、
皮膚や被毛の健康を保つためにも大切なお手入れです。

この記事では、犬のブラッシング頻度の目安や、
ブラッシングをするメリットについて、
トリマー目線でわかりやすく解説します。

また、ブラッシングだけでなく、
シャンプー頻度も被毛や皮膚の健康に大切です。

犬のシャンプー頻度についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

犬のブラッシング頻度の目安は?

犬のブラッシング頻度は、犬種や毛質によって変わります。

まずは基本的な目安と、
頻度を決めるポイントについて見ていきましょう。

毎日がおすすめ

犬のブラッシングは、基本的には毎日行うのがおすすめです。

毎日といっても長時間行う必要はなく、
数分程度でも十分です。

ブラッシングを習慣にすることで、
毛玉やもつれを予防しやすくなります。

また、ブラッシングには抜け毛を取り除く効果もあるため、
お部屋の掃除が少し楽になることもあります。

実際にサロンでも、
日頃からブラッシングされているわんちゃんは、
毛玉や抜け毛が少なく、お手入れがしやすい印象があります。

毎日完璧に行う必要はありませんが、
できる範囲で続けていくことが大切です。

長毛犬は特に重要

毛玉は見た目の問題だけではありません。

大きな毛玉になると皮膚を引っ張り、
わんちゃんが痛みを感じることがあります。

また、毛玉の下は湿気がこもりやすく、
皮膚炎の原因になることも。

また、長毛犬は歩いたり寝たりするだけでも
毛が擦れて絡まりやすくなります。

実際にサロンでも、
耳の後ろや脇の下に大きな毛玉ができているケースは珍しくありません。

特にトイプードルやビションフリーゼなどの犬種は、
毎日のブラッシングが大切だと感じています。

短毛犬もブラッシングは必要

短毛犬は毛が短いため、
ブラッシングが必要ないと思われることがあります。

しかし、短毛犬でも抜け毛は発生しますし、
皮膚の状態を確認するためにもブラッシングは大切です。

ブラッシングをすることで、
抜け毛を取り除きやすくなり、
被毛に付着したホコリや汚れを落とす効果も期待できます。

実際にサロンでも、
柴犬やフレンチブルドッグなどの短毛犬で、
換毛期に大量の抜け毛が取れることがあります。

短毛犬だから不要と考えるのではなく、
健康チェックのひとつとして取り入れてみるのがおすすめです。

犬をブラッシングするメリット

ブラッシングは見た目を整えるだけではありません。

健康管理にも役立つため、
ぜひ習慣にしたいお手入れのひとつです。

毛玉予防になる

ブラッシングをすることで、
毛の絡まりや毛玉を予防することができます。

特にトイプードルやビションフリーゼなどの長毛犬は、
日常生活の中で毛が擦れやすく、毛玉ができやすい傾向があります。

毛玉は見た目の問題だけではありません。
大きな毛玉になると皮膚を引っ張り、わんちゃんが痛みを感じることもあります。

また、毛玉の下は通気性が悪くなり、
湿気がこもることで皮膚トラブルの原因になる場合もあります。

実際にサロンでも、毛玉の下の皮膚が赤くなっていたり、
炎症を起こしていたりするケースもあります。

そして、毎日ブラッシングをしている子は毛玉が少なく、
被毛の状態が良いことが多いです。

日頃からブラッシングを習慣にすることで、
毛玉を防ぎながら快適に過ごしやすくなります。

皮膚の異常に気付きやすい

ブラッシングには、皮膚の状態を確認できるというメリットもあります。

被毛をかき分けながらブラッシングをすることで、
赤みや湿疹、フケ、かさぶたなどの異常に気付きやすくなります。

普段から触れていると、小さな変化にも気付きやすくなるため、
皮膚トラブルの早期発見につながることがあります。

実際にサロンでも、
飼い主さんが気付いていなかった赤みやできものを見つけることがあります。

ブラッシングの際にノミやダニを見つけることも多いですね。

ブラッシングは見た目を整えるだけでなく、
健康チェックとしても大切なお手入れのひとつです。

コミュニケーションになる

ブラッシングは、愛犬とのコミュニケーションの時間にもなります。

優しく声をかけながらブラッシングをすることで、
飼い主さんとの信頼関係を深めるきっかけになります。

また、体を触られることに慣れておくことで、
トリミングや動物病院での診察もスムーズになりやすいです。

最初は嫌がる子もいますが、
短時間から少しずつ慣らしていくことで落ち着いて受けられるようになる場合もあります。

毎日のブラッシングを通して、愛犬との大切な時間を作っていきたいですね。

ブラッシングをしないとどうなる?

ブラッシング不足は、
さまざまなトラブルの原因になることがあります。

ここでは代表的な例をご紹介します。

毛玉ができやすくなる

ブラッシングをしない状態が続くと、毛が絡まり毛玉ができやすくなります。

特に耳の後ろや脇の下、内股などは毛玉ができやすい場所です。

小さなもつれでも放置すると徐々に大きくなり、
最終的にはブラッシングでは取れなくなることもあります。

実際にサロンでも、
「表面はきれいに見えたけど根元に大きな毛玉があった」
というケースは珍しくありません。

毛玉を作らないためにも、日頃のブラッシングが大切です

皮膚トラブルにつながる

毛玉や抜け毛を放置すると、皮膚トラブルにつながることがあります。

毛玉の下は通気性が悪くなり、蒸れや汚れがたまりやすくなります。

その結果、赤みやかゆみ、炎症などを引き起こすことも。

また、ブラッシング不足によって皮膚の状態を確認する機会が減るため、
異常の発見が遅れる場合もあります。

健康な皮膚を維持するためにも、定期的なブラッシングは大切です。

トリミング時の負担が増える

毛玉が多い状態でトリミングをするのは、わんちゃんへの負担が大きくなってしまいます。

毛玉を取るためには時間がかかるだけでなく、
皮膚を引っ張るため痛みを感じることもあります。

毛玉の状態によっては、
希望のカットができず短くカットしなければならない場合もあります。

このケースは実際のトリミングでもよく起こります。

また、毛玉をハサミやバリカンでとることは、
細心の注意を払わなければいけません。

わんちゃんの負担を減らすためにも、日頃のケアはとても大切です。

トリマー目線で感じるブラッシングの大切さ

実際のサロンでも、
ブラッシング習慣の違いはよく感じます。

ここではトリマーとして感じることをお伝えします。

ブラッシング習慣がある子は毛並みがきれい

日頃からブラッシングされているわんちゃんは、毛並みが整っていることが多いです。

抜け毛やホコリを取り除くことで、被毛の状態を良好に保ちやすくなります。

また、毛の流れが整うことで見た目もきれいに見えます。

サロンにくるわんちゃんで、
ブラッシング習慣のある子は仕上がりがより美しく見えることが多いです。

毎日の積み重ねが、きれいな被毛につながっていると感じます。

毛玉がないとトリミングもスムーズ

毛玉が少ないわんちゃんは、トリミングもスムーズに進めやすくなります。

ブラッシングや毛玉取りに時間を取られないため、
その分わんちゃんへの負担も少なくなります。

また、希望するカットスタイルを再現しやすいというメリットもあります。

毛玉の少ない子ほど理想の仕上がりに近づけやすいですね。

トリミングを快適に受けてもらうためにも、ブラッシングは大切な準備のひとつです。

無理のない範囲で続けることが大切

ブラッシングは毎日が理想ですが、
無理をして続かなくなってしまっては意味がありません。

まずは数分程度から始めてみるのもおすすめです。

例えば、テレビを見ながらや寝る前の時間など、
生活の中に取り入れやすいタイミングを決めると続けやすくなります。

大切なのは完璧を目指すことではなく、少しずつ習慣にしていくことです。

愛犬も飼い主さんも無理なく続けられる方法を見つけていきましょう。

よくある質問

最後に、ブラッシングについてよくいただく質問をまとめました。

毎日できないとダメ?

毎日ブラッシングできなくても大丈夫です。

もちろん毎日行うのが理想ですが、忙しい日もありますよね。

特に短毛犬の場合は、毎日できなくても大きな問題にならないケースもあります。

大切なのは、まったくやらない状態を長く続けないことです。

短時間で部分的に行うのもおすすめです。

今日は脇の下、
明日は背中というように、
部位ごとに分けて行うのもおすすめです。

できる範囲で習慣化していくことが、毛玉や皮膚トラブルの予防につながります。

ブラッシングを嫌がる時は?

ブラッシングを嫌がる場合は、無理に続けないことが大切です。

嫌な経験になってしまうと、ブラッシング自体を苦手になってしまうことがあります。

ブラシを見るだけで警戒態勢に入ってしまう子も。

まずは5分・10分など短時間から始め、終わったらたくさん褒めてあげましょう。

おやつを活用したり、
触られることに慣れる練習から始めるのもおすすめです。

少しずつ慣らしていくことで、
落ち着いてブラッシングを受けられるようになる子も多いです。

どんなブラシを選べばいい?

ブラシにはさまざまな種類があり、犬種や毛質によって適したものが異なります。

例えば、トイプードルなどの長毛犬にはスリッカーブラシが使われることが多いです。

短毛犬にはラバーブラシなどが使われることがあります。

合わないブラシを使うと、
被毛を傷めたり皮膚への刺激が強くなったりする場合もあります。

どのブラシを選べば良いか迷った場合は、
トリマーさんに相談してみるのもおすすめです。

その子に合ったブラシを選ぶことで、ブラッシングもしやすくなります。

サロンで実際によくあるケース

サロンでは、ブラッシング不足によるトラブルを目にすることがあります。

毛玉だらけになっていたケース

サロンでは、見た目以上に毛玉ができているケースを見かけることがあります。

特に表面だけブラッシングされている場合、
根元に大きな毛玉が隠れていることがあります。

毛玉がひどい状態になると、
ブラッシングでは取れず短くカットしなければならないこともあります。

飼い主さんも
「こんなに毛玉があったなんて知らなかった」
と驚かれることがあります。

特に長毛犬は、
ご自宅でのお手入れだけでは限界がある場合もあります。

毛玉が増えてきたと感じたら、
無理に取ろうとせず、
早めにトリミングサロンへ相談するのもおすすめです。

日頃から根元までしっかりブラッシングすることが大切だと感じています。

毎日のブラッシングで改善したケース

一方で、ブラッシング習慣によって大きく改善したケースもたくさんあります。

以前は毎回毛玉ができていたわんちゃんでも、
ブラッシングを続けることで毛玉が減り、
トリミングもしやすくなったことがあります。

毎日の積み重ねは小さなことに思えますが、その効果はとても大きいと感じています。

無理のない範囲で続けることが、きれいな被毛を維持する近道です。

犬のブラッシング頻度は毎日がおすすめ

犬のブラッシングは、
被毛や皮膚の健康を保つために大切なお手入れです。

特に長毛犬は毎日のブラッシングがおすすめですが、
短毛犬にもメリットがあります。

無理のない範囲で続けながら、
愛犬とのコミュニケーションの時間としても楽しんでみてください。

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